購入してからだいぶ時間がたってしまいましたが、ポータブルWiFIことDWR-PGのレビューをしたいと思います。
ぶっちゃけレビューの為に買ったようなものでしたが、結構便利なので最低でも月末までには使うつもりです。
同型の光ポータブルが届いたという方もいっしゃいますし・・・
まず、写真で見るよりはコンパクトです。でも、手に収まるほどではないですし、ポケットにいれても目立ってしまうので、モバイルルーターとしては大き目だと思いますw
その代わりか、ストラップホールが付いています(バッファローロゴの左上の角)。
LEDの状態報告ライトは小さくて見にくそうですが正面や側面から見る限りはしっかり見えます。でも、見下ろしたり、斜めから見たりしようとすると見えないので、もうちょっとはっきり見えるようにはして欲しかったような気もしなくもないです。
そして、上面には電源ボタンとAOSSボタン(WPSボタンなし)、下面にはminiUSB端子(充電、アプリや説明書インストール用)とクレードルとの接続用コネクタがあります。詳しい取扱説明はルーターの中にあるリファレンスガイドに記されていますので、わざわざ取り出さないといけないのが少し面倒。
こんな感じで繋ぎます。ケーブルは箱から出すのが面倒だったので以前から持っていたものを使用w
3Gの感度は3段階表示。弱、中、強の3つ。なので弱であっても速度が出ていることもある。というか、建物の中にいるとどうしても弱か中にしかならなかったりする。めったに強表示を見たことがありませんw
でも、速度はいつでもしっかり出ているので気にしないことにしましょう。ちなみにハンドオーバー性能も問題なしです。
そして、電池の持ちですが、自分の場合だと8~12時間は持ってくれます。とにかく待受にしてても電池を食いません。
ちなみに公称スペックは待ち受けで30時間、連続接続時間は6時間と、日本で発売されているモバイルルーターの中では最高です。(他社は連続4時間が精一杯)
ここも電池を食いやすいWiMAXルーターと違うところでしょうか。枯れた技術だから可能なのでしょうなw
ちなみに写真を見る限り、電池はあのサンヨーDB-L50と同型っぽいです。
ということはその互換バッテリーも・・・
使えましたw時間の方はまだ検証中ですが、同じくらいかも?
クティオで使ったときにも思ったのですが、ちょっとキツキツな感じですが入りました。表面がつるつるしているので出すときにはちょっと力を使いそう・・・(汗
それにしてもDB-L50、大人気だなwww
さて、この写真を見てお気づきの方はいらっしゃるかもしれないが、microSDカードスロットがあるのがお分かりいただけるだろうか。
このスロット、何に使うかというと簡易NASとして動いて働いてくれるのである。
このポータブルWiFiで魅力的な機能の一つと言えよう。
このように、カード内のコンテンツをダウンロードするだけであれば、ログインする前のトップ画面からも可能だ。
コンテンツのストレージボタンを押せば、このようにコンテンツの一覧が表示され、ファイル名をクリックするとダウンロードが始まる。
他にも、オンラインフォトストレージに画像をアップロードする機能も備える。
とは言っても似たような機能を持つものに、アイファイカードや無線LAN機能付きのデジカメなどがある。一番この機能が光るのは、無線LAN機能がないデジカメや携帯電話だ。事前に設定してからカードを差し込めばネットに繋がっている間はアップロードを自動で行ってくれるからだ。出先ですぐに画像をアップロードしたいときに、移動時間を使ってやると便利だろう。
また、スマートフォンやニンテンドーDS用のコンテンツやポッドキャスト、巡回サイトコンテンツ(ニュースサイトやRSSリーダーのことだと思う・・・たぶん)を自動的に取得し、地下鉄の中や3Gの電波が届かないような状態でも見れるようにしてくれたりします。
無線LANとのコニグティブ機能ですが、最初に言っておきますと、BBモバイルポイント、ライブドアワイヤレスなどのNTT系列以外の無線LANスポットは使いづらいです
というのも、自動設定の項目にNTT系列の3社とフリースポット以外がない上に、マニュアルで設定できたとしても、せいぜいSSIDとネットワークキーくらいです。そのため、IDとパスワードによるログインは接続している端末側でやらないといけないので、かなり面倒な上に、接続が悪いところだとログインができないことがありました。
で、3G回線に戻そうと思うわけですが、BBモバイルポイントなどのSSIDを設定していると、ポータブルWiFiがどうしてもそっちにつなぎに行ってしまうので、無線LANに接続する設定を切るか、BBモバイルポイントのSSID設定を使えないようにする、もしくは削除するということになりますが、それにも30秒くらい時間を取られるのでイライラっとしてしまったりします(苦笑
なので、自分的にモバイルポイントなどへの接続はおすすめしません・・・
しかし、ホットスポットの「カジュアルエリア」としては利用することができます。
また、フリースポットの場合だと、事前にルーターのMACアドレスを登録しないといけなかったり、場所によっては使用しているルーターの違いによりコニグティブ機能が使えなかったりします。
接続にかかる時間はモードによって様々だったが、無線LAN優先モードと自動ログイン設定(IEEE802.1X)にしていれば、電波をつかめばすぐ繋ぎに行って、使えるようになります(Mzoneの場合)。喫茶店だったら遅くても席につく頃にはつながっていると考えていいだろう。
エリアから出てもすぐに3Gに復帰してくれるので、無線LAN優先モードでもエリアを気にせず運用できます。
ちなみに、3Gの時はワイヤレスランプが青色に点灯、点滅するが、無線LANの時は緑色に点灯、点滅するので覚えておくといいだろう(有線LANの時は消灯)。
有線LANとのコニグティブ機能もよく出来ている。3G→有線LANへの接続は、クレードルに接続して10秒くらいでできてしまう。
有線→3Gだと20秒~30秒かかるが、これを行うシチュエーションを考えれば問題ないだろう。クレードルから取り出してからすぐに通信したいという人はそう居ないだろうし・・・(ちなみに有線をつないでいないときは3Gのまま)
そして、据え置きの無線ルーターとして考えると非常にコンパクトなので狭いところでも活躍できそうだ。
注意点としては、LANケーブルを抜いてしまうと有線LAN設定が消えてしまい、再設定が必要になることや、AOSS/DIAGランプが点灯中にLANケーブルにつながれたクレードルに接続すると、これまた設定が飛んでしまうことである。
二つとも経験済みです・・・ハイ・・・orz
以上、いつものように駆け足で紹介したけど、結局のところポータブルWiFiは、モバイルルーターというより据え置きルーターの発展型―これからのルーターは持ち運ぶことができる!どこでも使える!―といった感じで、まさに昨年NTTBPが試作機で作ったPWR―ポータブルワイヤレスルーター―を彷彿とさせるものだということである。
そういう意味では同型の光ポータブルのキャッチコピーである「フレッツを持ち出せ!」は納得出来ると思う。と言っても光回線まで持ち出せないのでやっぱり首を捻りたくなるが・・・(苦笑
そんな未来の製品とも言えるポータブルWiFi(光ポータブル)、一番誰が使ったら特をするのかと言うと、一人暮らしの人だと思う。一人暮らしなら、家に居ないときにルーターがなくてもさほど問題にはならないからだ。むしろ固定のルーターがなくなることでコストダウンが可能になるとも言える(中古だとかなり安いけどねw>据え置きルーター)。流石にハブ機能は備えていないので、サーバーを稼働させている人は別途ハブを使って分散させるしかないですが・・・
また、地上回線が来るまでの代わりにこれを選ぶのもいいかと思います。ドコモ回線とセットであれば0円もしくは1円だし、有線が来てもそのルーターとしても使用可能です(ただし自動設定はフレッツに限る)。
でも、フレッツ・スポットもかなり値下げされましたし(月額料金がですがw)、都心にいる人は無線LANのコニグティブ機能や共有化でかなり使えるのではないでしょうか?
というか、フレッツ・スポット、ホットスポットはもっと拡大してもらいたいものです。本当に都心部の店舗しか使えないところが多いですから・・・
特にうちの大学とかうちの大学とかうちの大学とか!
設定がややこしいんだよな、大学の無線LANって。セキュリティの問題はわかるんだけど、それだったらフレッツ・スポットにしてしまえばいいのに・・・
もちろん大学生は無料でw
「そこまでの機能はいらないから純粋なモバイルルーターを!」って方はドコモ版ポケットWiFI(と言われている)のHW-01Cを待った方がいいかもしれませんね。多分、これの実売価格よりも安くなるでしょうし・・・
でも、電池の持ちを一番気にする人はこのルーターの方がいいかもしれません。なにせ他より2時間も長い上に、電池がDB-L50の互換バッテリー(ROWAので一個700円だったかな?)が使えますから、電池に関しては死角なしかとw
ありがとうございます。!!!
投稿情報: buy website traffic | 2011/12/09 16:44